猫用トイレも色々ですが、我が家で使用しているのはシステムトイレ。
すのこ状のトレイの上に猫砂を敷き詰めて使ってもらうタイプですが、お手入れ回数を減らせるのでとっても楽。
決して几帳面とはいえない私にはありがたい設計のトイレなんです。
今回ご紹介するのは、アイリスオーヤマの「楽ちん猫トイレ」。
使い方や普段のお手入れ、お掃除方法の工夫をくちこみレビューします
※追記※
楽ちん猫トイレの本体カラーがどうも好きになれなかったんですが、
ペティオから発売されたシステムトイレはシックなグレーカラーで悪目立ちしません。
楽ちん猫トイレと同じように使用できるので、色で迷ってる方はこちらで検討してみてくださいね。
ペティオ×パインウッドの組み合わせならコストも抑えられますよ♪
アイリスオーヤマの楽ちん猫トイレの仕組み
野良にゃんこだったにゃーちを迎え入れた数日の間は、段ボールにゴミ袋をかぶせ、猫砂を敷いた緊急猫トイレを使用してもらっていましたが、その間に調べて辿り着いたのが、このシステムトイレ。
システムトイレ?!
ずいぶん前に、知人の猫を諸事情で1ヶ月ほどお預かりしたことはあるけれど、その頃は普通の猫用トイレ容器に固まる猫砂を入れていただけ。
いまいち掃除の仕方や頻度がわからなかったんですよね。
アイリスオーヤマの楽ちん猫トイレは、猫砂として敷き詰めたパインサンドが猫の排泄物(小)を吸収して崩れ、すのこ面から下のトレーに落ちていく仕組み。
(大)はその都度取り除く必要がありますが、(小)は専用チップが吸収・細かく崩れて下のトレーに溜まっていきます。
トレーのお掃除が2週間に1度だけ、という手軽さがウリとなっています。
入口の扉やすのこ部分は取り外して使用することも可能です。
フード無しのタイプもあり
私が購入した楽ちん猫トイレは、フルカバー付きのタイプですが、カバーが苦手、猫が狭く感じそう、掃除が面倒、といった場合にはカバー無しのものもあります。
カバーなしだと、排泄時に猫が苦しそうにしていないかわかりやすいし、採尿がしやすいというメリットもありますね。
お掃除の際、フルカバーのほうがパーツが増えることになりますが、排泄物を取り出す際はカバーの前半分をカパっと開けられるので、邪魔だとは感じません。
扉とすのこで砂の飛び散りもしっかりガード。
うちの猫(にゃーち♀)は大人になるまで野良にゃんこだったので、やっぱり目隠しがあったほうがいいだろうな、ということでフルカバーにしました。
アイリスオーヤマの楽ちん猫トイレの使い方
楽ちん猫トイレの基本的な使い方としては、楽ちん猫トイレ用の「Ag+トレー」を引き出しにセットして、すのこの上にはこれまた楽ちん猫トイレ用の「消臭・抗菌パインサンド」を猫砂として敷き詰めるだけ。
なんですが、トレー交換をしようと引き出した際に、すのこに残っていたサンドの屑が落ちそうな気がするんですよね。
捨てるときも紙製とはいえ、トレーの角がかさばるし…。
というわけで、楽ちん猫トイレの色々な口コミを見て、使用方法をアレンジしています。
コスパの面から、サンドはパインウッド(6Lで800円前後)を使用。
こちらも尿を吸い取ると、おがくずのように崩れるタイプ。
パインウッドのレビューはこちら↓
そしてトレーはペット用シーツのワイドタイプで代用しています。
炭入りペットシーツのレビューはこちら↓
ペットシーツとパインウッドの使い方
ペットシーツとパインウッドをどうやって楽ちん猫トイレにセットしているのかというと…。
①ペットシーツを床に広げ、パインウッドを少しおきます。
②システムトイレのふたを外し、パインウッドを2~3cm程度の深さになるように入れた本体上部を、先ほどのペットシーツの上に乗せます。
※シーツの上にパインウッドを置くのは、万が一おしっこがすのこをそのまま通過した時の吸収&消臭剤としてです。
③ペットシーツと本体を一緒に持ち上げて、本体下部に戻します。(前後を持ったほうがやりやすいかも。私は左手で手前、右手で奥を持ちます)
④はみ出したペットシーツを整えます(見た目もありますが、食べられる可能性もあるので…汗)
セット完了☆
正面の青いテープ(養生テープ)は、にゃーちが用を足した後にウッドではなく、ふたを搔いてしまいカタカタ音がしてしまうので、固定するために貼っています。
《大》の後は、前方のふたを開けて処理しているので、貼ってはがせるテープが便利。
マスキングテープでOKです。
この使い方だと、せっかくの楽ちん猫トイレの引き出しの深さがちょっと無駄になってしまってます。
口コミをみると、トレイに安いラップを敷いたり、ゴミ袋をセットしてペットシートは使わない、という使い方も。
(紹介しといてなんですけど)シート使いをされたい方は、同じアイリスオーヤマでも『1週間取り替えいらずネコトイレ』をチョイスされたほうがいいのかもしれません。
カバーと砂落としマットは?
楽ちん猫トイレのフルカバータイプは、まず猫の出入口となるフラップ式の小窓がついています。
でもなんとなくにゃーちには出入口と判断するのが難しそうだし、顔で押し入るのもかわいそうだし、締め切りすぎるのも臭いがこもりそうだし、ということで撤去!
そして、本体の内側手前部分には、猫の足裏についたウッドを落とす為の「砂落としマット」が付属しているのですが、いつのまにか体重5キロとなってしまったにゃーちにはトイレが狭くなるだけなのでこちらも撤去!
ちなみに、砂落としマットを外した状態で、ちょっとおでぶのにゃーちにはぎりぎりの大きさです。
アイリスオーヤマの楽ちん猫トイレのお掃除方法
楽ちん猫トイレの元々の使い方は、猫のおしっこを吸ってくずれたサンドが、すのこ下のトレーに溜まっていくので、2週間おきにトレーを新しく入れ替えるだけ。
ですが、猫が用を足した後、そのまま放置するわけにもいかないですよね。
普段のお手入れは、小の場合、こんもり砂かけしたサンドをスコップで掘ると、尿を吸って膨らんだサンドが見えるので、これをスコップで崩すようにしてすのこ下に落します。
その後除菌スプレーをして、サンドを均して終了。
大の場合はその都度、まわりのサンドごと取り出して捨てますが、更に消臭のため、トイレ内を除菌スプレーとトイレットペーパーを使って拭き拭き。
このため、猫のトイレの場所は、人間用トイレの近くに設置するようにしています。
猫のトイレに使ってる除菌スプレーはバイオウィルクリアです↓
ペットシーツの取り換えはいつ?
パインウッドとペットシートは、燃えるゴミの回収日にあわせて交換を行っています。
現在の居住地域では週2回、燃えるゴミの回収があるため、回収日にあわせてシートの交換を行っていたんですが、
デオトイレを追加してから楽ちん猫トイレはほとんど「大」専用となってしまったため、今では週1回のシート交換で済んでいます。
ペットシーツの交換方法は、先にご紹介した使い方に以下の工程をプラス。
【追加工程1】
使用方法②の〈ペットシーツに本体上部を置く前〉に、ウッドを寄せて内部を除菌スプレーとトイレットペーパーを使って拭きあげます。
手前のウッドをスコップで奥へ押しやってシュッシュ+トイレットペーパーで拭き拭き。
→左側→奥→右側と一周します。
こうして本体を除菌&出来るだけシート交換の前に細かいウッドをすのこの下に落とします。
それから本体上部を新しいシートに置きます。
【追加工程2】
使用方法③の〈本体を戻す前〉に、中のウッドが溜まったシートを捨て、トレー内部と外しておいたフタを除菌スプレーで拭きあげます。
で、本体を戻して交換完了☆
文字にすると長いですが、実際は10分もあれば大丈夫です。
楽ちん猫トイレだけを使っていた時は、週2回の交換ペースでそこそこの量のウッドが溜まってます。(週1だと、溜まったウッドが本体のすのこについてしまってました)
この方法で、普段トイレの臭いはほとんど気になりませんが、シーツ交換の際はやっぱり強烈に臭います。(やっぱり純正がいい?)
システムトイレは「〇週間交換不要!」なんて謳われてますが、使っているのに気付いた都度のお掃除は必要。
トイレ掃除している飼い主の姿をみて、猫の信頼度が増すという説もありますし。
余談ですにゃ
おもしろいことに、にゃーちは《小》のときは用を足した後に「にゃーにゃにゃーにゃ(でたよ!片づけて!)」と鳴き、《大》のときは事前に「にゃーにゃにゃーにゃ(でそう!でたら片づけてよ!)」鳴いて、用を足し終えたらそそくさと、別の部屋へ。
更に、私が不在中(あるいは就寝中)にした《大》は砂かけして隠すけれど、在宅中(起床中)は砂かけなしでそのままでてきます。
猫って頭よくて気ぃ使いなんですねw
ちなみに我が家では《小》は「しー」、《大》は「うー」と言ってますが、猫用トイレのレビューを見てみると、世の飼い主様方の表現は様々なようで面白いです。
※商品情報は記事掲載時のものです。
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