猫のトイレはほとんどがプラスチック製で、匂い移りしやすい素材。
綺麗好きな猫は、トイレが汚れていると他で粗相をしてしまったり、トイレを我慢してストレスや病気の原因になってしまうことも。
そのため、猫用トイレを販売しているメーカー側でも、月1回は丸洗いを推奨していることがほとんどです。
でも猫のトイレってどこで洗うの?洗剤はどうする?使っていいの?砂はどうするの?
今回は我が家で使っている猫用システムトイレ『デオトイレ』を例に、猫トイレの丸洗い方法と臭い対策のコツなどとまとめてお伝えしていきます。
固まる砂を使うノーマルトイレも洗い方は基本一緒です。
猫用トイレ(デオトイレ)の洗い方。砂はどうする?
うちでは猫一匹で二つのトイレを使ってるんですが、今日はデオトイレのほうのお掃除をやっていきます。
丸洗いは基本的にゴミ出し日にあわせて行ってます。(更に天気がいい日)
少なくとも1ヶ月に1度のペースが理想ですが、お天気と私の都合が合わない場合は丸洗いならぬ丸除菌(除菌スプレーで拭きあげる)で終わる月も。
(普段から、汚れた砂は部分的に捨て、すのこ部分を除菌スプレーでこまめに拭くようにしています)
どちらの場合も、トイレ掃除の間に猫が用を足したくなったら困るだろうから、お昼寝中に済ませちゃいます。
(2個のトイレを大・小で使い分けてるんですよね…)
まずはデオトイレの上カバーを外して、こちらは除菌スプレー「バイオウィルクリア」で拭きあげ。
使用している砂はデオトイレ専用の「飛び散らない消臭・抗菌サンド」です。
デオトイレの砂を洗ってもいいの?という質問がありますが、おしっこを吸収しない=水でふやけないので洗うことは可能ですが、効能が維持されるかは怪しいところ。
逆にものすごく手間がかかってしまうと思います…
トイレのスノコ部分を持ち上げて、そのままゴミ袋へin!
砂をゴミ袋にひっくり返したら、スノコに挟まった砂を割り箸などでつついて取り除きます。
(ゴミ袋がもったいない!という方は、洗い場の排水口にネットをつけてもOK)
デオトイレのスノコはそんなに細かくないのと、サンドが崩れたりしないので、この作業がとっても楽!
この砂は燃えないゴミへ。そして使用してたシートは燃えるゴミに。
お住まいの地区によってゴミ出しの分類が異なる場合もあるので、自治体へ確認してくださいね
猫のトイレはどこで洗う?
猫のトイレをどこで洗うか、迷いません?
わんちゃんの足洗い場みたいに専用の流しがあればいいんですけど、
うちは広いお庭とかもないし、ベランダも普段からほとんど使用しないほど狭い。(賃貸なのです)
そうなるとお風呂場しかないんですよね。
一番最初はちょっと抵抗ありましたよ。なにか他の策はないのか?!って。(笑)
猫を飼ってない頃なら、お風呂場でトイレを洗うなんてあり得ない!って思ってたかも。
それが、ついでにお風呂も丸洗いしちゃえばいいし!と割り切ることができるようになったのは、猫可愛さゆえ。
親バカってやつですね。(笑)
(でもさすがと浴槽を使うのは抵抗が…)
デオトイレは、引き出しトレーにすのこを重ねてつけ置きできるようになってます。
ついでに浴室丸ごとスッキリ!
ちなみに、お風呂掃除のスリッパは足が濡れにくいブーツタイプを使ってます↓
洗剤は使っていいの?
水洗いだけでは、心許ないトイレ掃除。
ユニ・チャームのHPではデオトイレを洗う場合は中性洗剤を使うとあります。つまり食器洗い用の洗剤などですね。
でも食器用洗剤や洗濯用洗剤はほとんど香料が含まれています。
私達が気付かなくても、猫にはわかる香りが残ってしまう可能性があるので、無香料のものを使いたい。
調べてみたら、猫のおしっこはアルカリ性。それを中和しないことには臭い汚れは落ちないんですって。
つまり、猫トイレの掃除(臭い対策)にはクエン酸。
(100均にも売ってます)
おうちのお掃除でも重曹とクエン酸の使い分けってありますよね。我が家にもクエン酸は常備しているというのに…。
30分ほどつけ置きすればいいんだそうです。
漬けるのが難しいときは、キッチンペーパーを置いて、クエン酸とお湯(50°程度)をかけて湿布のようにすればOK!
現在はニャンとも清潔トイレを使っているので、デオトイレでの画像を用意できなかったんですが、こんな感じ↓
※おしっこの臭いは熱湯でも消えるそうですが、トイレの素材はプラスチックなので熱湯だと変形してしまう可能性があります。
※お掃除の定番『オキシ漬け』する場合、アメリカ版だと香料が入っているので、日本版がおすすめですよ。(オキシクリーンは水に溶けにくいので、40~60℃のお湯を使うのが基本)
しっかり乾かす!
トイレに限らず、濡れたまま放置すればカビや雑菌の繁殖原因となってしまうので、しっかり拭いて、風通しが良い場所で天日干し。
ただし、プラスチックは紫外線で劣化してしまうので、カンカン照りの中や長時間直射日光にさらすのは避けます。
にゃーちが寝てる間に元通りのトイレにしたいので、極力拭けるところは拭いて時短します。
この日は風もほどよくあって、ほんとお掃除日和でした。(花粉の時期はこういかない)
トイレを洗ったあと乾かす時間がない、場所がない、という場合はドライヤーで水分を飛ばしちゃえば時短できます(変形の原因になるので、熱風を近づけすぎないように…)
あとはいらないタオルを捨てずにとっておくとか。
しっかり乾いたら、新しいシートとサンドをセット。
最初の頃は、新しいサンドを入れたトイレが自分のものだと認識できるように、掃除前にとっておいた砂を少し加えてましたが、トイレをしっかり認識している今はしてません。
デオトイレのパーツ購入はできる?
すのこ容器だけが(それも一部分のみ)だいぶ汚れてきてしまった、うちのデオトイレ。
このすのこ部分だけ購入できたらいいのに!
そう思ってユニ・チャームさんのHPを確認してみたら、パーツのみの販売はされていないんだそう。
残念!
デオトイレの丸洗いまとめ
デオトイレに限らず、猫のトイレを丸洗いする際は、
- 基本は中性洗剤で洗う
- 臭いを消すにはクエン酸で中和する
- 猫がトイレを使わない時間に済ませる(予備のトイレを用意)
- しっかり乾かす
といったことに気を付けています。
システムトイレって1週間そのままで使える、とかっていうのがメリットですが、普段からこまめに汚れた砂を取り除くようにしてますし、シート交換の際に大体除菌スプレーで拭きあげてしまうので、毎月丸洗いしなくても臭いとか気にならないですよ♪
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