プロフィール

昼寝をする猫
昼寝をする猫

動物好きですが、どちらかというと犬派だと思っていた私が、すっかり猫好き(もちろん犬も大好き)に
なってしまったキッカケは、1匹の野良猫との出会いでした。

転勤先のマンションのゴミ置き場で、必死に食べ物を探していたのはガリガリでボサボサ、ダミ声を上げる1匹の猫。

普段、野良猫を見てもそんなに気に掛けることはなかったんですが、なにしろそのゴミ置き場は扉が道路に面していて、車の行き来も多い場所。

中に気付かれずに扉を閉められたら大変だし、慌てて飛び出して事故にでもあったら…!

外にでるように促して扉を閉めても、また翌日、仕事から帰るとゴミ置き場の扉が開いていて、中には同じ猫。

同じことが何度も続いていくうちに、なんとかしてあげたい気持ちが強くなる。

でも夫は転勤族で、共働き。

うちに招き入れても、定期的な引越しを余儀なくされるし、それが猫の幸せになるのかわからない。

保護猫活動をされてる方に相談したところ、もう大人の猫なので保護対象にはできないけど、避妊手術だけでもできたらしてほしい、とのこと。

これにも悩みました。

人間の都合で勝手に…と。

遠い昔に勝手に連れてこられた祖先が、勝手に増やされて勝手に住処を奪われて、勝手に危険な目にあわされて。

答えが出せずにいたある夜、その猫が発情していることに気が付きました。

近くにはオス猫。

これから寒い冬がやってくる。

ガリガリの身体で、危険なごみ置き場で生活してて、子猫を育てていくなんて…。

悩んでも何が正解かわからない。

でも、この猫が今欲しているのは、食事とゆっくり眠れる暖かい場所だってことは間違いない。

今まで保護活動をしてきた人の意見が、一番正しい答えに近いのかもしれない。

避妊手術を決意し、食事を与えて(最初は威嚇されましたが、元は人に飼われていたのかと思うくらい、あっさり懐かれてしまいました)事情を説明しておいた病院へ。

野良猫なのに、お名前は?と聞かれたので、「のら にゃんこ」と答えたらそれで通ってしまいました。笑

無事手術を終えた「のら にゃんこ」ちゃんは、家につくなり、座布団の上でおなかを出してグーグー寝てしまいました。

勝手に餌付けして、勝手に手術して、勝手に運命を変えたのに。

どうするのが正しいのか、悩んでも未来の答えはでません。

でも、「のら にゃんこ」ちゃんが「今」求めているのは、安心できる寝床と十分な食事だってことは、間違いないとわかります。

だったら、「今」欲しい環境を与えよう。

勝手に運命を変えてしまった責任を、沢山の愛情で果たしてあげよう。

にゃんこ、にゃんこ、と呼んでいたなごりで名前を考えてもしっくりこず、結局「にゃーちゃん」「にゃーち」と呼ばれるようになった猫が、幸せなのかどうかはわからない。

でも日向ぼっこする顔を見ていると、ごはんをもりもり食べて、遊ぶ姿を見ると、この選択が間違いではなかったと思えてきます。

そして私達はそれ以上の幸せを毎日もらってる。

動物と一緒に暮らすことは、簡単なようでそうでもありません。
必要な責任もあります。悲しい出来事もあるでしょう。

でも、それ以上に楽しい!かわいい!!大好き!!!で溢れる毎日を、すこしでも多くの方に知ってほしくて。

にゃーちは大人の野良猫で、保護を必要としていたかどうかはわからない。

でも日本中、世界中で、保護を必要としている犬や猫が沢山いるのが現実です。

私の知識は専門家にはほど遠いレベルですが、経験談の一つとして参考にしていただければ幸いです。

ブログを見て、猫と暮らす生活を選択できる方が増える事を願って。

そして幸せに生活できるにゃんこが増えることを願って。