我が家で現在使用している猫トイレは花王の『ニャンとも清潔トイレ』。
2019年の3月にリニューアルしているシステムトイレなんですが、それより前に購入した旧型を使い続けることおよそ2年。
まだまだ綺麗な状態なんですが、ほのかに本体が臭うような…?
全砂交換して丸洗い・クエン酸での消臭対策もやってみましたが、鼻を近づけてみるとほんのおしっこ臭が。
人間がわかるのであれば、猫は更にその臭いに気付いているはず。(トイレを嫌がるそぶりはないものの…)
ここは新型に買い替えるタイミング、という猫神様の思し召しなんでしょうね。
というわけで今回は、リニューアル後の新型『ニャンとも清潔トイレ』と旧型『ニャンとも清潔トイレ』の違い、ついでにデオトイレとの違いも比較した口コミ評価をご紹介です。
Amazon限定色のクールホワイトを購入!
5kgを超えてしまったちょいデブな我が家の猫(にゃーち♀)の為、ほんとは大きめのノーマルタイプ(固まる砂で使うトイレ)に変えてあげたい気持ちもあるんですが、
- トイレの置き場所問題
- 高齢化に伴う採尿のしやすさ
を考慮すると、やはりニャンとも清潔トイレが我が家にはぴったり。
新型は内部が少し広く改善されているということも後押しし、Amazon限定のホワイトカラーを購入しました↓
ニャンともは2度目の購入なので、箱の大きさには慣れたもの。
しかしでかい。
(注:箱が小さいのではありません。彼女はあざとく小顔効果を狙っているのです)
猫がお昼寝タイムに入ってから開封していきます。
ちなみに開封作業の間、使用していたトイレは丸洗い&つけ置きしてます↓
猫トイレの洗い方はこちらを参考にしてみてくださいね↓
では、リニューアル後の新型ニャンともをいざ開封です。
いきなり逆さまw(トレイのみ逆さまなだけなので怒らない、怒らない)
ニャンともを初めて利用される方のためのガイドブックも同封されています。
新型ニャンともの一番変わったところは、トレイが前後入れ替えできるようになったこと。
で、これは後から気付いたんですが、トレーを引き出したら、底に『隠れにゃんこ』を発見!
(遊び心あるー!!!)
トレイ部分を取り出して、緩衝材をめくると真っ白×グレーのドーム!
すのこ部分はドーム入口と同じグレー。薄めで明るいグレーなので爽やか!
スコップは真っ白で、旧型よりシンプル&可愛いデザインになりました。
(でもこのスコップは使いま…せん!)
あとはニャンとも清潔トイレの専用シート(4枚入り)と専用チップ(大きめ2.5L)が同梱されています。
大きな空き箱が残りますが、ゴミ出しの日までダンボール好きな猫用に穴を空けておいておきます。邪魔すぎるけど、箱に出入りする姿がたまらないのです!
リニューアル後のニャンとも清潔トイレ、少し四角っぽくなった気がします。
洗い終えた旧型ニャンともと比較していきますね!
新型ニャンともはリニューアルでココが変わった!
2001年の発売開始以来、何度かリニューアルを重ねてきた花王のニャンとも清潔トイレですが、今回(2019年)は、獣医師さんとタッグを組んで改良に取り組んだ”猫ちゃん想い設計”となってます。
(左が旧型、右が新型)
- 出入口の高さを低くした
- ドームタイプは中の空間を拡大
- トレーの形状を変更
上記改良に伴って、スコップやすのこ部分なども変更されています。
出入口の高さが低くなった
にゃーちも推定9歳位となり、シニア期に突入。
トイレの出入りもよりスムーズになるよう、新型のニャンともは出入口の高さを改良しています。
単純に低くしすぎると、トレー自体の高さが減ったり砂の飛び散りの原因となるため、これがなかなか簡単なことではなかったのだそう。
新旧比べてみると、これだけの違いが。(猫にとっては大きな差かも)
更に新型は砂の飛び散りを防ぐためか、返し?みたいなのがついています。
旧型を上から見た状態↓
新型を上から見た状態↓
新型のほうが、カーブを描いているのがわかります。
うちの猫は、おしっこは入口におしりを向けた状態でするので、出入口の形状が変わったことが影響しないか、やや不安…(後程レビューあり)
でもこのカーブのおかげもあって、ドーム内が旧型より広くなっているのは嬉しいポイントですね。
ドーム内部が広くなった
すこしぽっちゃりしてしまったにゃーちにとって、ドーム内は広いに越したことありません。
旧型↓
新型↓
人間目線ではわかりづらいですが、外観を見比べると、丸っぽかった旧型より新型のほうが角があがって広くなっていることがわかります。
また、ドームタイプは後ろのほうに取っ手があるんですが、リニューアルに伴って、取っ手穴の位置が高くなっています。
おしりをあげて壁におしっこする猫の場合、この穴からおしっこがでてしまう、という事例もあったようなんですが、これで少しは対策になるのかもしれませんね!
ひっかけたスコップも邪魔になりにくそう。
トレイの形状が変わった!
旧型のニャンともでは、トレイを出し入れする向きが一方方向のみでしたが、新型は前後を逆に入れ直すことができるようになっています。
うちのように手前でだけ(あるいは奥だけで)おしっこをする場合、前後を入れ替えることでシートを無駄なく使えるんですよね。
更に、トレーの壁(?)を斜めにすることで、シートを敷きやすく、そして採尿しやすく改良。
右の新型には傾斜がついてるのが分かりますでしょうか?
シートを敷かずに採尿した時に、少し傾ければ尿を容器に移し替えやすくなってます。細やかな配慮!
あと、左の旧型は、手前に細かい溝がありますよね。
にゃーちが一度おしっこを失敗した時、ここにわずかに尿が溜まってしまっていたことに気付かず、それが臭いが染みついた原因となってしまってたので、新型は溝が大きくなって、見やすく、掃除しやすくなったなーって思いました。
トレーそのものの高さは、新旧変わらず約3.5cmです。
(3.8cmくらいに見えますが、斜めになってるので実際は3.5cm)
すのこの深さが変わった!
最初気付かなかったんですが、新型ニャンともは、すのこが少し浅くなっています。
つまようじを差し込んで、底からの高さを比較してみました。
旧型は3.5cmほどなのに対して、新型は約5cm。
トレーだけを新旧並べてみると、新型のほうが浅くなってるのがわかります。
引き出しの出し入れを考慮してのことかもしれませんが、パインウッドなどの崩れる猫砂を使いたい人にはこれは嬉しい事かも?!
(ただし、トレーの壁高が5cmもあるわけじゃないので、チップ漏れなどの注意も必要)
新型ニャンとも清潔トイレとデオトイレを比較
実は以前使っていたデオトイレを万が一の予備トイレとして捨てずに保管していたのですが、折角なので新型ニャンともと比較してみます!
左・デオトイレ、右・新型ニャンとも↓
正面からみた時のサイズ比較は以下の通り(公式より)
【デオトイレ】
幅40.5cm×奥行54cm×高さ43cm
出入口の高さ:15cm
【ニャンとも清潔トイレ】
幅40cm×奥行55cm×高さ43cm
出入口の高さ:13.5cm
デオトイレは日々の掃除の際に、ドームを半回転スライドオープンできるので、スムーズ、そのかわり横幅が若干広め。
ニャンともはドームをいちいち外して掃除しなきゃですが、やや縦長ですっきりした印象です。
(トイレ設置の際は、このミリ単位の違いが大きく響いてきます)
すのこ面↓
ニャンとものほうがすのこ面が広い。
はしっこで用を足すにゃーちは、そこばかりカキカキすることになるので、デオトイレのすのこだと、プラスチック面がサンドでこすれて傷みやすかったんです…(でもすのこだけの替えはないし)
トレー比較↓
ニャンとものトレーは大きいので、専用シート以外を使う際は、少し大きめサイズが必要になってしまいます。
純正シートサイズは、デオトイレは約43cm×29cm、ニャンともは約45cm×35cmです。
トレーの高さはニャンとものほうがやや高め。
デオトイレで崩れるチップを使うと、すぐすのこに付いてしまいます。
トレーを全て引き出すと、デオトイレはなんと底が抜けてる。
シート交換中に、万が一おしっこがぽたりしてしまったら?なんて心配しすぎかな?
ニャンとももデオトイレも、それぞれメリットデメリットはあるので、どちらがいいかは使い勝手次第。
置き場所が限られていて、更に端っこで用を足す我が家の猫には、ニャンとものほうが合っていた、という選択になっただけです。
新型ニャンともにトイレ交換!無事使ってくれるのか?
普段は別のペットシートを使ってましたが、初回ということで、ニャンとも専用シートを使用してみました。
シートが白いのはおしっこの色がわかりやすいのでいいですね。
砂一袋2.5Lだと、砂をかいた際にすのこが露出したところから臭いがあがってきてしまうので、+0.5袋分を追加。
出入口の改良をすんなり乗り越えてくれるか不安だったので、トイレの下にペットシートを敷いておいて、万が一の失敗に対策を。
通常、トイレの交換は2つ並べて切り替えていきますが、トイレタイプ自体は大きく変わっていないので、まるっと交換してみましたが…
すんなり使ってくれました!(たまに聞こえる「ジョ~」っという音がたまらなく愛しい)
大も問題なくいつもと同じ奥のほうにしてくれたので一安心。
何か違いを感じたのかどうかは語ってくれませんでしたが、気になってた臭いもなくなり、見た目もスッキリしたので買い替えて良かったなと思います。
猫のトイレの買い替え頻度は?
基本的に猫砂は1ヶ月程度で全部入れ替えをするのが衛生面でもおすすめとされていますが、じゃあ猫トイレ本体はどのタイミングで買い替えするものなんでしょうか?
- 1位…壊れた時
- 2位…ボロになったら・汚れが目立ってきたら
- 3位…模様替え
壊れた時が買い替え時、とされる方が多いようです。
大きなものなら処分も大変ですし。
でも猫トイレの多くはプラスチック製で、砂かきや固いチップで傷がつき、そこから劣化や臭いが染みついて取れにくくなってきます。
うちは3年サイクルほどの転勤族なので、引っ越しのタイミングで買い替えていたんですが、今回は2年ちょっとにもかかわらず、私のミスで(溝におしっこが付着してたことに気付かなかった)トレイの匂いが気になるように。
かすかな臭いでも、猫にとっては大問題なので、クエン酸でも落ちないような臭いの染みつきを感じたら、買い替え時かもしれませんね。
ニャンとも清潔トイレのリニューアルにかける想いもぜひチェックしてみてくださいね↓
ニャンとも清潔トイレの新旧比較まとめ
というわけで、2019年にリニューアルした「ニャンとも清潔トイレ」を旧バージョンと徹底比較してみましたが、
- 出入口が低くなり、子猫・高齢猫に優しくなった
- ドーム内が広くなった
- シート交換や採尿がしやすくなった
- 取っ手の位置が高くなった
という違いで、システムトイレのメリットを保ちつつ、猫目線の優しい設計にリニューアルされていたことが分かりました。
飼い主目線では大きな違いではありませんが、猫の年齢や癖に応じて変更したほうがいいか参考にしていただけたらと思います。
コメント