ペットをお留守番させている間や早朝の餌やりが自動でできる「自動給餌器」。
色々な機種が発売されていますが、それぞれ操作方法や設定内容が異なるので、実際に使ってみないとわからないことも多いんですよね。
でもそこそこ良いお値段がするので、買ってみて思ってたのと違ったらちょっとツライ…。
そこで今回は、我が家で新しく買い替えた『ペットキット 自動給餌器ミニ(petkit FRESH ELEMENT mini)』について、
本体の仕組みや大きさなど
盗み食い対策(フタの開閉・操作ボタン)
フードタンクの洗い方
乾燥剤(予備)購入方法
などなど、画像たっぷりで口コミレビューしていきます!
- シンプルでおしゃれなデザイン
- スマホで操作ができる
- 5g~、10段階の給餌設定
メリット・デメリットなど正直な感想と、実際に使用されている方たちの評判もピックアッしてますので、参考にしてみてくださいね。
petkit自動給餌器ミニが届いた様子・梱包状態
7年ほど使った自動給餌器に別れを告げ、新しく迎え入れたpetkit自動給餌器ミニ。
ミニ、というからには小さなサイズを想像してしまいますが、実際にはそんなにコンパクトでもない箱がどーん、と届きました。
商品外箱の高さは41cm。5kgオーバーのにゃーちよりもちろん大きいです。
(わかってたよ、興味があるのは段ボール箱のほうだって)
正式名称は、『petkit FRESH ELEMENT Mini SMART PETFEEDER』のようですが、面倒…長いのでpetkit自動給餌器ミニ、と呼ばせてもらいます。
petkit自動給餌器ミニの付属品紹介
説明書
箱を開けると、説明書が入った封筒がお目見え。
なにかのソフトかと思ってビビりましたが、簡単な説明書(英語)と、petkitアプリのダウンロード・初期設定の説明書(こちらは日本語)が入っているだけでした。
アプリの使い方やWi-Fiの設定方法はこちらで紹介してます↓
本体と受け皿
発砲スチロールを外すと、本体がでてきます。
そのまま本体を取り出し、さらに発砲スチロールの下にある受け皿を出します。
これで全部。
アダプター
アダプターは、というと…
本体内部に入っていました。
petkit自動給餌器ミニのコードは本体カラーと同じ白!(地味にうれしい♪)
コード部分は紐のような繊維でおおわれてますが、心配な方は噛みつき防止のケーブルカバーをしたほうが安心。
↓100円ショップなどでも購入できます
アダプターは本体の底に差し込むようになっています。
↑本体底のシールが貼っているところに、乾電池をセットできるようになっています。
(開けるにはドライバーが必要です)
予備電源
petkit自動給餌器ミニの良い点の一つが予備電源があること。
ペットにお留守番をさせている間、万が一停電になっても、予備電源をセットしていれば、ちゃんと設定時間に給餌してくれます。
本体底にあるカバーを外します。(ドライバーでねじを外して、スライドさせる)
予備電源内部はこんな感じ↓
単3形アルカリ乾電池を4本使用します。
受け皿
petkit自動給餌器ミニのお皿(フードの受け皿)は取り外しができるようになっています。

上にのっているのは、フードタンク内に設置する乾燥剤。
本体と受け皿は磁石でくっつくようになってるんですが、しっかりくっつくのに、外しやすい、絶妙な加減になっていました。

持ち上げても外れないので安心↓

受け皿はプラスチック製(ABS樹脂)ですが、私はこのまま使いませんよw
シールは綺麗にはがせる?
家電でも食器でも、製品に直接貼り付けてあるシールが綺麗にはがせるかどうかって、重要ですよね!?(そんなことない?)

petkit自動給餌器ミニは、フタと給餌口のところにがっつりシールが貼られています。

めちゃめちゃ厚みがあるしっかりしたシールなので、剥がし始めは難しいんですが、角をめくることができたら、あとはゆーーーーーっくりはがしていけば綺麗に剥がれます。

急いで失敗しちゃったときは…
(↑粘着部分がわずかに残っちゃってますね)

剥がしたシールでペッタンペッタンすれば綺麗にとれました!
乾燥剤のセット、使用日数や予備の購入は?
petkit自動給餌器ミニは、密閉構造になっています。
ですが完全密閉ではないですし、開閉するので真空になるわけでもないので、ドライフードを湿気から守る必要があるんですよね。

初回購入時には、専用の乾燥剤が1個付属します。これを、本体フタの内部にセット。

乾燥剤を取り出すと、シリカゲルの文字。

フタの裏側にある赤い部分に乾燥剤をセットするだけなんですが、この赤いの、すっごく硬かった…爪がどうかなるかと思ったほどです。
(どうもならなかったんですけどね。でもネイルしてる方は注意したほうがよいかも)

なんとかセットできました。(臭いとかは特にないです)
ちなみに乾燥剤の使用日数は30日間。petkitアプリで残りの日数を確認することができます↓

シリカゲルは乾燥させることで再利用可能ですが、方法は様々ですし失敗したら危険なケースもあるので、ここでは割愛します。
petkit自動給餌器ミニのフードタンクの洗い方
petkit自動給餌器ミニのパーツは大きく以下のようになっています。

左上から時計回りに、本体・フードタンク・フタ・受け皿ですね。
本体は水洗いすることができませんが、フードタンクは取り外しができるので、丸洗いすることができます。
(使い始めと月1回ペースで洗います)
フードタンク↓

構造としては、フードが仕切りのついた穴の下に落ちて、時間になると回転することで一定量の給餌がされる仕組みになっています。

なので、穴の下(内部)を洗うのが厄介。
洗った後は、タンク下の仕切り内が2~3回分空の状態になるので、手動給餌でフードが出てくるまでチェックしたほうがいいです。
我が家では人と同じ食器洗剤を使っていますが、香料が強くないもの、そしてスポンジを分けるようにしています。(柑橘系の香りが苦手な猫は多い)
洗ったフードタンクはしっかりゆすいで、しっかり乾燥させること。
内部が乾きにくいので、時間があるときに洗うのがおすすめです。
また、本体にもフードの通り道があるので、こちらも除菌スプレー(ペット可・なめても安全なもの)をキッチンペーパーにとって拭き掃除してあげます。

petkit自動給餌器ミニのメリット・デメリット
- 5g単位、10段階の細かい給餌設定
- スマホで遠隔操作できるので、外出先から給餌できる
- 停電時も予備電源が設置できる(2way)
- 密閉性が他の給餌器より高い
- フードタンクを外して洗える
- 白ベースのおしゃれなデザイン
- Wi-Fi環境・スマホでのアプリ操作が必要
- カメラ・マイクの機能なし
- 細かいところまで洗いにくい
- 本体操作は自動給餌のみ
- 説明書が英語(中国メーカー)
Wi-Fi設定ということでハードルが高い気もしますが、初期設定さえしてしまえば、逆に他の給餌器よりも操作が簡単です。
アプリ操作やWi-Fiを経由させるのが苦手、不安、という方には向きません。
また、アプリは日本語なので問題なく操作できますが、マニュアルは英語表記なので、そのあたりも苦手な方はいらっしゃるかと思います。
petkit自動給餌器ミニを使用者のレビュー
実際にpetkit自動給餌器ミニを購入・使用された方のレビューをピックアップしてみました。
猫たちも人間を起こす労力がなくなり、決まった時間に食べられるのでストレスフリーのようです
そのため、スケールで毎日計ってフードをあげたい方にはお勧めしません。
参照:Amazon商品レビュー
使用環境によっては、Wi-Fiの5G接続をオフにして設定しなきゃいけないなど、初期設定に苦戦される方も少なくないようです。
うまくできないとイライラしてしまいますが、一旦落ち着いて、カスタマー(amjp@petkit.com)に相談してみるといいかもしれません。
自宅Wi-Fiを中国製品に繋げるなんて嫌!という意見もありましたので、そういう方は本体操作ができる日本メーカーのカリカリマシーンがおすすめ。
また、petkit自動給餌器に限らず、自動給餌器のフード量はきっちり正確にはでてきません。(フードのサイズや形状などが影響するため)
フード量をしっかり管理したい方には不向きですし、何度か実際に出てきたフードのg数を確認してみることをおすすめします。
petkit自動給餌器ミニのQ&A
petkit自動給餌器ミニを実際に使ってみて、購入前にわかりにくかった点をQ&A形式でまとめてみました。(タップで開きます)
ACアダプターを繋いでいれば、電池なしで使えます
初期設定・給餌設定にはWi-Fi接続とアプリの利用が必要です
ドライフードのみ、サイズは5×5mm〜1.2×1.2cmです。
録音機能や給餌の際のブザーはありません
受け皿に予備や別売りはありません。
amjp@petkit.comにメールで問い合わせできます
給餌器ごとに名前をつけて管理することができます
カメラ機能はついていません
※2020年12月現在の製品仕様
そのため、アプリの取得やWi-Fiの利用ができない環境では使用することができません
フードが空になるとどうなる?
petkit自動給餌器ミニは、タンク内部のフード量が少なくなると、通知してくれます。

上記画像の、〇で囲ったセンサー位置より少なくなると、ランプ・アプリで通知されるので安心ですね。
盗み食い対策・ボタン操作やフタの開閉は?
自動給餌器を選ぶ際に気を付けたいことの一つが『盗み食い対策』
以前使ってた給餌器は、フードの出口が密閉されてなくて、猫が手を突っ込んでチョイチョイすれば、2~3粒ゲットできたり、ちょっとの振動でポロっとカリカリが出てきてしまうことも。
その点、petkitは優秀!
まずはフタの開閉方法。

私も最初、開け方に戸惑ったほど、ちょっと変わったつくりになってます。
プッシュボタンを押しながら、フタを上に引き上げる感じになるので、大人でも片手で開けるのはちょっと難しい。
反対の手で本体を押さえながら、開閉してます。
これを開けられるにゃんこは逆に天才よ!ほめてあげて!(←違う)
で、本体のボタンをうっかり操作されちゃわない?という心配ですが。

petkit本体についているボタンは、この自動給餌ボタン1つだけ。
ボタンそのものがすこし下げられているので、肉球が触れたぐらいでは操作できません。
それでも、ムギューって押し付けられたら、操作できなくもないかもなので、心配なようなら、アプリ上で自動給餌ボタンを無効にすることができます!!!
かゆいところに手が届くね!
フードはどうやってでてくるの?
petkit自動給餌器ミニは、カリカリマシーンなど他の給餌器とはちょっと給餌口が変わってますよね。
給餌口についているフタがセットした時間になると開いて、フードがでてくるようになっています。

フードを出したら、また元通り閉まって完了。
(給餌器用のフードはピュリナにしました。1回平均4.5gでてきます)
この給餌口には360度パッキンがついているので、匂いモレや虫などの侵入もある程度阻んでくれます。
もちろん、盗み食いもしっかり防止。
もうこんなことはできません↓(笑)

以前使ってたのはこっちで詳しくレビューしてます↓

最先端のフードマシンに戸惑いを隠せない猫↓
(これじゃ盗み食いできないじゃん…)
(神様、お願いします。来年はもっとニャルソックしますので、今すぐごはんを出してください)
祈ってもムダです。(`・ω・´)9
無印のアクリル仕切棚で高さを調節
自動給餌器をそのまま使うと、どうしてもフードトレイの高さは床と同じくらい低くなってしまい、食べにくい態勢になります。
そこで、petkit自動給餌器ミニ専用に、無印良品のアクリル仕切棚を購入。
高さが10cmあるので、ほどよい位置にフードトレイがくるようになりました。
仕切り板の面積は26cm×17.5cmなのに対して、petkit自動給餌器ミニは31.5cm×17cmなので、前後が2cmずつはみ出してますが、不安定な感じはしません。
フードトレイ(受け皿)を一工夫
petkit自動給餌器ミニは、取り外しできるフードトレイになっていますが、予備や替えの別売りはありません。
また、素材がプラスチックなので、傷なども気になります。
そこで、我が家ではフードトレイを一工夫。
使っていた陶器のお皿をフードトレイに置いて、取り替えやすく、洗いやすくしてみました。

給餌口が上向きに開くので、下にお皿を置いておけば、うまいことフードがお皿にでてきてくれるんです。
ただしこのお皿、直径が14.2cmあって微妙にサイズアウトしているので、お皿の下に丸めたすべり止めシートを敷いて、高さ調節しています。
ちょっと食べにくいかなぁ、と思ってたんですが…
↑端っこに逃げたフードがどうも食べにくそう
↑でも自分でちょいちょいと手前に寄せて…
↑見事に完食!
フードトレイの内寸は、奥行きが約13.5cm、幅が約15cm、さらに傾斜もあるので、直径13cm程度の陶器の皿を捜索中。(さらにフードが逃げないような返し付き)
petkit自動給餌器ミニの感想まとめ
とにかくデザインが秀逸で、大きすぎないサイズ感もよいpetkit自動給餌器ミニ。
Wi-Fiやアプリ設定も、特に難しく感じることはありませんでした。
それまで使っていた「ワンにゃんグルメ」に比べたら、フードタンクが洗いにくいことが難点ですが、差し引いても買ってよかったと思ってます。
- 少量単位(5g~)でフードを与えたい
- Wi-Fi環境がある、アプリ操作苦手じゃない
- 外出先から給餌したいときがある
- 盗み食いを防止したい
- フードの匂い漏れが気になる
- シンプルなデザインが好き
petkit自動給餌器ミニはAmazonでの購入が一番お得でした♪↓
Wi-Fiの接続やアプリの設定、使い方などはこちらで詳しくレビューしています↓
