我が家のぽっちゃり猫は、とうとう動物病院で「ちょっと痩せましょう」通告をされてしまい、現在ローペースでダイエットを実施中。
太った原因は、運動量の低下(元野良にゃんこなので推定8歳♀)。
その分ごはんを減らしたいけど、食欲はまったく減らない猫のために、カロリー控えめの猫用おやつ『モンプチナチュラルキッス』をあげることにしてみました。
おやつのカロリーが気になってるけど猫の催促が止まらないなら、おすすめですよ♪
モンプチナチュラルキッスの種類や成分評価
コーヒーやキットカットで知られる世界最大の食品メーカー、ネスレ社のペットケア部門(ネスレピュリナペットケア)の商品で、高級志向シリーズのモンプチから、自然の美味しさと身体への優しさを追求して生まれたのがナチュラルキッス。
(どこのメーカーもこぞってピューレ状おやつ♡←結果猫バンザイw)
ナチュラルキッスは香料や着色料、合成調味料などが不使用で、更にはグレインフリーと、愛猫に安心して与えられる配慮がされてるんですよねー。これ大事!
それでいて、お魚やチキンの旨みがぎゅっと詰まったやわらかゼリーに、小さくほぐしたお魚やささみを加えて、食感や味わいを楽しめるように工夫されてます。
ナチュラルキッスの種類
現時点でのナチュラルキッスは11種類。(2020年8月時点)
- かつお節入りまぐろゼリー
- まぐろ入りまぐろゼリー
- ささみ入りまぐろゼリー
- まぐろ入りチキンゼリー
- ささみ入りチキンゼリー
- サーモン入りチキンゼリー
- 鯛入りまぐろゼリー
- 貝柱入りまぐろゼリー
- まぐろ入りゼリー(11歳以上総合栄養食)
- まぐろ入りゼリー(下部尿路)
- まぐろ入りゼリー(毛玉に配慮)
ペットフードは同じ味のものを与え続けてもOKとはいえ、好みがあるので、種類が選べたりローテーションできるのは嬉しいですよね。
パッケージは味によって色分けされてます。
サーモン入りチキンゼリー↓
ささみ入りチキンゼリー↓
下部尿路配慮のまぐろ入りまぐろゼリー↓
しつこいので割愛(笑)
量は少なめ、とにかく低カロリー
気になるナチュラルキッスの量やカロリーですが、1袋が10g入り×4本となっていて、1本あたりのカロリーはなんと2~3kcal。
(`・ω・´)< 繰り返します
1本10g入りで2~3kcal!!!
め、めちゃヘルシー!
ローテーションしてる液状おやつのピュアちゅーるとモグリッチは1本14gで約7kcalなので、量を考慮してもカロリー半分。
ゼロカロリー理論が通っちゃうんじゃないの?!(んなワケない)
これはダイエッターにゃーちのためにあるおやつなんじゃないの?!
原材料や成分値は?
原材料と成分値は、味の種類によって異なりますが、オーソドックスな「まぐろ入りまぐろゼリー」で確認してみると、
となっています。
原材料は至ってシンプル。
酵母エキスは天然由来のうまみ成分で、増粘多糖類(豆類の植物グアーガムを使用)は、ゼリーやアイスなどの食品にもよく含まれているトロミをつけるためのものです。
水分は94~96%以下となっていて、ちゅーるやモグリッチ(約90~91%以下)よりも水分量が高いです。
※11歳以上の総合栄養食は水分86%以下
モンプチナチュラルキッスの実食レビュー
そもそもナチュラルキッスを知ることになったのは、定期購読していた「ねこのきもち」で同封されていたことから。
ほんとこれ言うと失礼になっちゃうけど、初めは「試供品でついてくるおやつなんて(信用ならない)」と、まぁ上から目線で放置していたんです。
ところが、ダイエットしなさいと言われたことで、おやつとフードを上手に併用しなきゃダメだな、と調べ直したところ、「あれ?これってダイエット向きのおやつなんじゃ…」と気付いてしまったのです(汗)
思い込みってダメですね・・・
まぁ誤解も解けたので、5種類ほどまとめ買いしちゃいました。
袋が透明で中身が見える!
ナチュラルキッスのパッケージは透明の部分が多くて、猫にあげる前に中身の確認ができます。
袋から直接手であげられるおやつは、飼い主さんと猫とのコミュニケーションが高まるため人気ですが、ということは中身が見えたほうが安心できる、という飼い主さんも少なくないですよね。
私は豆皿使用するので(ペロペロする舌が痛そうな気がしちゃって←過保護)そこのところ関係ないのですが、気持ちわかる気がします。
ピューレというよりゼリー状
ちゅーるの影響で、こういうパッケージのおやつはピューレ状だと思い込んでいるフシがある私ですが、ナチュラルキッスは公式でも【ゼリー状の猫用おやつ】として紹介されています。
なので、お皿に出してみると、こんな感じ。
(↑サーモン入りチキンゼリー)
(↑かつお節入りまぐろゼリー)
ゼリーの中に、小さな具材が混ぜられてるのがわかります。
あっ、ちなみに私は袋を開ける時にちょっと一工夫。
はさみマークのところに切れ込みがあって、先端が細くなっているんですが、ガバッとあけたいので、もっと下のほうにはさみで切れ込みをいれます。
切れ込みだけ入れたら、後は手でちぎれます。予め具を下に寄せておくのがコツ。
お皿であげるので沢山出せた方が便利、というのもありますが、他にも理由が。(それは後ほど…)
ガン見されとります。
(なにいちいち写真とってんの?こちとらずっと待ってんだけど?)
えーっと、ちゅーるじゃないのよ?(もちろんフォアグラでもない)
(こないだのとは違うね?)
ま、まってまって!「マテ」!!!「お手」!!!
(寄こせってば)
(うまっ!なにこれコンビニの新スイーツ?!)
最後は水を加えてスープで水分補給
ナチュラルキッスはゼリーと具になっているせいか、最後、袋の中の余りを出し切るのが難しいんですよね。
(モッタイナイ)
そこで一工夫。
水をちょっと足して、具とゼリーを混ぜて冷製スープにしちゃうのです!
(冬ならぬるま湯を加えて、温かいスープにできちゃうよ)
あれね、伊勢海老のお造りを食べた後、味噌汁にしてもらうってやつ。←どんなあれだ
そんなわけでナチュラルキッスは、味を楽しみながら水分補給もしてもらえるから一石二鳥♪
水を袋半分よりちょっと多いくらい入れて、残ったゼリーや具をモミモミするだけですが、そのためには開封時に口を大きめに開けておくことがコツ。
(はい、伏線回収!)
口が大きく開くように切れ込みを入れて、
ガバッと出してー
最後は水を加えて冷製スープ。
そうすると、最後まで無駄にならずに使い切るはず・・・
はず・・・
あれ?
んがっ!
具材残してるじゃないの!
ささみ入りは好みじゃなかったの?
じゃあサーモンは?
んがっ…!
じゃあかつお節ではどうよ?
んががっ…!
orz
えっ、なに?これキライなの?
(んなことナイ。★3つあげるから早く寄こしなさいよ)
そう、実は我が家の猫、ウェットフードもむしゃむしゃハグハグではなく、ペロペロして食べる性格なので、ピューレやスープ状じゃない部分は食べられないのです…!!!
(あ、カリカリはちゃんとカリカリして食べるんですけど)
なのでペロペロして食べられない部分は「もういーらない!」ってしちゃう。
元野良にゃんことは思えない贅沢っぷり…!←誰のせい
ちゅーるやモグリッチは具材がしっかりピューレされてるので最後まで綺麗に食べるのに、ナチュラルキッスはせっかくの具材が少々残ってしまうのがもったいないなぁ…
具材もすり潰したピューレタイプも出るといいのに…な♪
まあでも、ダイエット目的なのである意味それでいいのか。
(もっと食べる!)
モンプチナチュラルキッスのメリットデメリット
そんなわけで、実食して頂いた様子から、ナチュラルキッスの良い点や気になる点をまとめてみました。
ナチュラルキッスのメリット
- 添加物などが安心
- カロリーが低い
- 水分摂取できる
- 塩分濃度が低い
- 袋が透明で中身が見える
ヤッパリナチュラルキッスの良い所は、不要な添加物を使っていないこと、そして低カロリーなこと。
ダイエットさせたい猫にはまさにぴったりのおやつですな。
ナチュラルキッスのデメリット
- 1袋の量がちょっと少ない
- 具を残す&飛ばす(かも)
- 店頭で見かけない(かも)
ナチュラルキッスは、ピュアちゅーるに加えて一袋の量が4g少ないので、つまりはちょっと割高。
そしてこれはうちの猫に限ったことかもしれないんですが、具をペロペロして飛ばします。そして残す。笑
ナチュラルキッスの塩分濃度は低い?
キャットフード、そして猫用おやつも、塩分を気にされる方は多いと思います。
生き物にとって必要不可欠な塩分だけど、猫は人間ほど塩分を必要とせず、逆に摂り過ぎると身体の負担になってしまうから。(でも全く取らないのも問題で、だからフードの手作りは難しい)
ピュリナペットケアでは、AAFCCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準に則った栄養設計を行っているということで、ナチュラルキッスのナトリウム(塩分を構成するミネラル)分析値を回答いただきました。
- まぐろ入りチキンゼリー…0.05%
- ささみ入りチキンゼリー…0.02%
- サーモン入りチキンゼリー…0.05%
- まぐろ入りまぐろゼリー…0.05%
- ささみ入りまぐろゼリー…0.02%
- かつお節入りまぐろゼリー…0.06%
- 鯛入りまぐろゼリー…0.05%
- 貝柱入りまぐろゼリー…0.05%
- 毛玉に配慮 まぐろ入りまぐろゼリー…0.03%
- 下部尿路に配慮 まぐろ入りまぐろゼリー…0.03%
- 11歳以上用総合栄養食 まぐろ入りまぐろゼリー…0.10%
※素材由来のナトリウム含有量なので、種類によって異なります。
ナトリウムは食塩に含まれる成分の一部のことで、塩分含有量を計算するためにはナトリウム量×2.54します。
単純に2.54倍しても、そんなに高い数値にはならないですね。
通常はキャットフード(総合栄養食)で必要なナトリウムは補えているはずなので、おやつは塩分控えめなほうが安心です。
ナチュラルキッスをお得に購入する方法(裏技)
モンプチはスーパーやドラッグストアにも並んでいるんですが、ナチュラルキッスは置いてない店舗がまだまだあります。
そんなわけで今回は楽天でまとめ買いしたんですが、それでも11種類全てを購入することはできませんでした。
ですが朗報♪
モンプチはピュリナと同じグループ会社なので、ネスレ日本公式のオンラインショップで購入できます。
しかも、11種類全て取り扱いしていて、1種類1袋から選べる!
そして定期便なら毎回10%引きです。
ただし、送料無料になるのは4,000円以上の購入に限られるので、まとめ買いするのが賢明。
楽天やAmazonでもセット販売しているところが多いです↓
普段から楽天を利用されてる方はスーパーDEALも要チェックですよ
⇒楽天でナチュラルキッスを探す
まだまだあるよ♪安心素材のピューレ状猫用おやつ
我が家では3つのピューレ状猫用おやつをローテーションしています。
どれも、余計な添加物を含まないタイプを選んでいますので、参考いただけたらです。
ねこぴゅーれ 無添加ピュア
素材そのものと米粉のみ、というシンプルな原材料のみで作られたコミュニケーショントリーツ。
鳥取の自社工場で製造した安心の日本製、もちろん着色料や調味料は不使用、さらにグレインフリー、増粘剤も使っていません。
モグリッチ
プレミアムフードを取り扱うレティシアンから、ヒューマングレードの食材を使用したモグリッチが登場。
塩分濃度も0.08%と低めで、香料や調味料などの添加物不使用。
こちらで詳しくレビューしてます↓
モンプチナチュラルキッス口コミ評価のまとめ
モンプチシリーズとは今まで疎遠だったのですが、添加物や素材を考慮されていることから今回ローテーション入りとなったナチュラルキッス。
- 他のおやつに比べて低カロリー
- 水分補給ができる
- 猫の食いつきも良し
水分補給や猫のダイエットにお悩みの飼い主さんに、ナチュラルキッスの評価が参考になれば嬉しいです。
まだまだにゃーちのダイエットは続きますので、ぜひTwitter(@HOMELIFE365)もお気軽にフォローしてくださいねー!