キャットフード(ドライフード)は、開封後は遅くても1ヶ月以内には消費することを、多くのメーカーが推奨されています。
(*´Д`)ソ、ソウナノ?
キャットフードに限らず、開封した直後から傷んでくるのは食べ物の宿命。
『ドライフードなんだから、そんなに簡単に傷まないっしょw』
なんて思ってるそこのアナタ!!!
(*´Д`)ア、アタシ?
ドライフードにはあれでも水分が含まれてるし、脂分が酸化しちゃうのよ…ポテトチップスを1ヶ月もかけて食べたい?
イイエ、イイエ…
カリカリだって、袋を開ければ酸化が進んで、美味しさが損なわれるだけじゃなく、栄養素も分解されてしまうんです。
更には、湿気によるカビの繁殖や、虫の混入リスクも…!
キャットフードが開封後1ヶ月持つのは、正しく保存してこそですよっ!!
というわけで今回は、
キャットフード(ドライタイプ・カリカリ)の保存方法と、おすすめの保存容器、
我が家で使っている小分け保存グッズをご紹介します。
キャットフードの正しい保存方法は常温・冷蔵・冷凍どっち?
開封前のキャットフードは、直射日光・高温多湿を避けて常温保存します。
では、開封後は?
ドライタイプのキャットフード(カリカリ)でも、10%程度の水分は含まれていますし、酸化の影響を受けやすい脂質もたっぷり。
また、商品の袋にチャックがついていないことも多く、輪ゴムやクリップで留めただけでは、空気も通るし(酸化が進む)、最悪ダニなどが侵入する可能性もあります。
そのためドライフードであっても、開封後は密閉して直射日光・高温多湿を避けて保存するのが基本。
条件に当てはまっていれば、常温保存で大丈夫です。
ドライフードの冷蔵庫保存はNG
冷蔵庫内は通常乾燥している状態にあると言われます。
そのためドライフードの保存にも適しているように思えますが、
冷蔵庫はどうしても開閉が多く、その温度差で結露が発生し、カビの原因になるということで、【ドライタイプのキャットフードは冷蔵保存NG】とされているメーカーがほとんど。
庫内の状態によっても、温度変化が起こりやすいので、冷蔵庫で保存するメリットはありません。
ドライフードの冷凍庫保存は?
では、ドライフードを冷凍庫で保存するのは…?
冷凍庫での保存は、可としているメーカーもあります。
冷凍することで品質をキープしやすいから、ということもあるのだと思いますが、とはいっても1食分を小分けにして冷凍する必要があります。
大袋に入れたまま冷凍して、食べさせる都度出し入れしていたら、冷蔵庫と同じように、カビの原因となる結露が発生するのは目に見えてますよね。
個人的には、ドライフードとはいえ水分を含んでいる以上、冷凍→解凍すれば他の食材同様に水分が分離するなど、冷凍前と同じ状態をキープできるとは思えません。
あくまでも開封後の消費にどうしても日数がかかってしまう場合の苦肉の策かな、と思っています。
意外とNGな保管場所
キャットフードの保管に意外とNGな場所は、温度が上がりやすいコンロ周り、湿気が高くなりがちなシンク下。
浴室近くなど、湿度が高くなりやすい場所は未開封の状態であっても保存場所としては不向きです。
また、紫外線も酸化を進めてしまうので、特に袋から出して密閉容器に移す場合は、直射日光だけでなく、蛍光灯の光も当たらないように、戸棚の中に収納するのが〇。
パントリーや床下収納、食器棚など、温度変化と湿度変化が少ない冷暗所に保存場所を作ってあげるといいですね。
キャットフード(ドライフード)のおすすめ保存容器
ドライタイプキャットフードの保存容器としておすすめなのは、フードストッカー、密閉容器、真空容器があります。
フードストッカー・密閉容器
キャットフードやドッグフードの保存専門容器もありますし、袋のまま保存できるタイプも多く、手軽さやコスパの良さが人気。
OXOシリーズはサイズや形状のラインナップも豊富で、保管場所やフードの量に合わせて好みのサイズを選べます。
時々、真空容器と紹介されてることがありますが、真空にはなりません。
真空容器・真空パック
真空容器は機能性が完璧であればいいんですが、毎回フードを出す度に開け閉めするようならあまり意味はないかもしれません。
1袋を小分けするときに、来週用、など保存用として使うならいいのかな、と思います。
我が家のキャットフード保存方法はラミジップ!
我が家の猫は現在1匹のみ、ということもあって、キャットフードはできるだけ300g~500g入りのサイズで購入しています。
そのため、開封後1ヶ月以内には消費できてしまうのですが、酸化も心配だし、それに風味が変わっちゃうと、明らかに猫の食いつきが悪くなるんですよね。
ちなみに、ジッパー付のポリ袋(ジップロックやフリーザーバッグなど)では、空気が通り抜けてしまうので、酸化を防ぐことができません。
そこで使用しているのが、ラミジップ。
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ポリエステル、アルミ、PEの三層構造で、遮光性、防湿性、ガスバリア性に優れている為、食品販売などでも使用されている保存袋です。
以前は1.4kg入りのカリカリを購入して、ラミジップに詰め替えていたのですが、その時の方法がこちら↓
購入したドライフードは、まず食品用ビニール袋に入れてから、ラミジップへ。
カリカリを少量ビニール袋に入れてから、ラミジップに入れて、トントンしながら袋のチャック下3cmくらいまで入れていきます。(満杯までいれるとチャックしづらくなる)
最初は脱酸素剤も購入してたんですが、脱酸素剤って一袋に50個くらい入っていて、一度開封したが最後、全てが一斉に酸素を吸収し始めるので、一度につかってしまわないとダメになっちゃうんです。
でも50個も小分けにしないし、結局は1ヶ月以内で食べきってしまうので諦めました。(シーラーで密閉することもできますが、そちらもやってません)
使用したラミジップのサイズは、スタンドタイプのAL-14(チャック下200mm、袋巾140mm)
1.4kg・中粒サイズのカリカリをラミジップ5袋に小分けできました。
カリカリの種類や開封した日付を記入して、クーラーボックス(温度変化と匂い対策)に収納。
一袋で5日分ほど。気休めにしかなりませんが、開封したら、都度空気を抜くようにチャックを閉めて保存します。
中のビニール袋は使い捨てですが、ラミジップは数回使ってから交換しています。
この保存方法が正しい!というわけではありませんが、キャットフードをそのままの袋で置いておくよりは、香りも飛ばない気がします。
乾燥剤機能付きのアルミ袋もあります↓
⇒アルミ袋 に 乾燥剤 の機能がついた チャック付き アルミ保存袋『ドライキープ』(Mサイズ)10枚入【特許取得】
キャットフードの保存方法まとめ
というわけで、キャットフードの保存方法をご紹介しましたがいかがでしたか?
まとめると、キャットフード(ドライフード)の保存は、
- 直射日光・高温多湿をさける
- 開封後は1ヶ月以内の消費が推奨
- 冷蔵庫での保存はNG
- 酸素になるべくふれないようにする
- 密閉容器や真空容器を使う
キャットフードの袋は、通常ガスバリア性の高いもの(酸素を通さない袋)が使用されているので、元々の袋にジッパーが付いているなら、袋ごと密閉容器に入れるのが一番いいような気がしてます。
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