『どのキャットフードを与えたらいいのかわからない!』
ねこ好きさんの多くが一度は陥ると思われる難病、それがフードジプシー。
ずっと一緒にいたいから、ずっと元気で長生きしてほしい。
だったら良いキャットフードを食べさせてあげなきゃ…でもどれが一番いいの?!
なんて考えだしたらもう止まらない。
「キャットフード おすすめ」なんて検索しようものなら、ランキングサイトがずらり。
「あっちのフードはよくありません、選ぶならコレです」
「いやいや、そっちのフードは良くありません、こっちですこっち」
バッチバチのフード合戦!
どうすればいいのぉぉぉお?!(゚Д゚≡゚Д゚)
これが絶対、というキャットフードはない!(よね?)
例えば100匹の猫ちゃんがいて、その100匹全てに、
『このキャットフードが絶対おすすめです!これ食べてれば間違いなく長生きしますし、食いつきだって100%です!!』
なんてパーフェクトなキャットフードがあったら、もうそれしか売られてないはずじゃないですか。
キャットフードランキングサイトのほとんどは、
『猫は肉食だから穀物の消化はできない、穀物不使用(グレインフリー)が一番』
『酸化防止剤に発がん性が指摘されてるBHAが使われてるものは危険』
などと他のフードを否定しているけど、
獣医師によると、
『キャットフードに使用されている穀物は加水・加熱されているから消化できる』
『酸化防止剤は一生摂取し続けても健康に影響を与えない上限量よりずっと少なく心配する必要はない』
とのことだし、
とはいえペット栄養士によると、
『安価なフードはとうもろこしや大豆にお肉の色と香りをつけている物が多く、動物性たんぱく質を必要とする猫にとって理想的な食事ではない』
・・・正解はどこに???
もちろん良いキャットフードを与えるのが理想だけど、
どんなフードが身体に合うかどうか、どんなフードなら健康で長生きしてくれるのかって猫それぞれじゃないですか?
我が家のキャットフード事情は、こうです。
どんなに「これがいいキャットフードです」「これが猫のためにはいいんです」と言われたところで、食べてくれなきゃ意味ないし、やっぱり美味しそうに食べてほしいじゃないですか。
ごはんが一番の楽しみなのに、美味しくないものなんか食べたくワケよ
結局のところ、キャットフードを選ぶ基準なんてみんなこうじゃない?
- 猫が好んで食べてくれること
- 体調や健康を損ねないこと
だってね。
見てこれ。
気に入らないフードをお皿に入れられた時の猫の顔を。
これでも元野良にゃんこである。
我が家にお迎えした初期の頃は、何でも美味しそうに食べていた くせ のに、いつでも好きなごはんが食べられることを悟った途端、「これは嫌」「これが好き」としっかり意思表示するように進化したのですよ?!
猫だって、人間と同じように好き嫌いがあってもおかしくない。
私だってきゅうりとグリーンピースがどうしても食べられないけど、理由なんてわからないもん。
『自分は食べたいものばかり食べてるくせに、あたしには食べたいものを食べさせないワケ?』
うぐっ…
じゃっ、じゃあどれがいいのよ??
※これまでに試してきたフードの一部
キャットフードの辛口採点簿もチェックしまくった↓
ところがプレミアムフード専門店から取り寄せたフードは全滅。
キアオラなんてめちゃくちゃいい香りするのに、プイ!
オリジンなんて超プレミアムフードなのに、プイ!
ランキングサイトがこぞって押しまくるカナガンもプイ!
一時期は好んで食べていたハッピーキャットも、粒の大きさが変わってしまった瞬間にプイ!
(アナタ、いつからそんな女王様気質になってしまったの?!)
結局、自分から好んで食べてくれたフードは…
たったこれだけ!どんだけわがままー!?
この中から定番フードに決めたのは、500g以下の小分けになっているロイカナ・グランツ・ピュリナの3種。
1匹飼いだと、フードの酸化対策でどうしてもkg単位で買えないんですよね。。
キャットフードを混ぜて与えるのは推奨されていないけれど、
ロイカナだけだと便秘気味になるし、ピュリナだけだと軟便気味だし、3種類食べたほうが調子が不思議と調子が良いので、朝晩でローテーション。
(モグニャンもめちゃくちゃ食いついてたけど1.5kg入りしかなく、1ヶ月以内の消費ができそうもなく断念)
結果嬉しそうに食べてくれて、毛ヅヤもうんちも調子がよく元気にしてる姿が見られてるので、本望ってやつです。
が!しかし!(後日談)
ピュリナは半年くらいでプイ!
グランツは結構長く続いて安心してたけど、ふいにプイ!
えええええぇぇぇ・・・_: ( _๑´д`)ノ
(なぜかロイカナだけは時々プイする日があっても翌日にはケロッと食べる、というね)
結局現在は、AIM30とロイカナを半々で落ち着いていますが、これもいつまでもつことやら。。。
ちなみに
AIM30は猫が病気をしやすい腎臓の健康を維持するために研究された成果によって開発されたフード。
なぜ、猫は腎臓病が多いのか?
— キャット奥田(猫雑誌編集者・ペット栄養管理士) (@NekoG_staff) January 30, 2022
東大の研究者・宮崎徹先生によると、猫は人や犬と同じように「AIM」というたんぱく質を持っているが、その働きが鈍く、腎臓病の原因となるゴミが体内に溜まりやすいからだそうです。AIMの働きを活性化させるというフードが3月に発売されます。https://t.co/bvy3jqf9DF pic.twitter.com/EW0NbPJwvO
500gのジッパー付き袋なのも嬉しいポイント。
近くのスーパー、ドラッグストアで1,300円ちょっとのを買ってたけど、Amazonのほうが安かったショック!
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