我が家の猫は、元野良にゃんこ(通称にゃーち:♀)。
出会った時は、既に推定2~3歳(獣医師談)の成猫でしたので、
抱っこは嫌い、余計な装飾は不要!と自由を愛する猫だったわけです。
なので今まで首輪も付けずにきましたが、時折発生してしまうあの問題に、
首輪と鈴を付けたい!と思うように。
でも悩みどころは、首輪と鈴を付けることによる猫へのストレス。
猫の首輪に鈴を付けるデメリットって何?
猫の首輪に鈴を付けたい理由
猫を飼ってる方、こんなシチュエーションって時々ありません?
進もうとした方向が猫と被って、足が当たってしまうこと。
いつの間にか後ろに猫が来ていることに気付かず、足や物が当たってしまうこと。あるいは踏みそうになってしまうこと。
猫を避けようとして、こっちが転倒などの危機に見舞われること。
リアル猫ふんじゃったなんて、とてもじゃないけどあんな楽し気に歌えるものじゃないですよね!?
ちょうど私があっちに向かおうと足を踏み出したタイミングで、同時に同じ方向へ飛び出していくにゃーち…
以心伝心(?)は嬉しいけれど、鼻にスネが当たったら、そりゃもう痛いと思うわけです。
一般的に、猫に鈴を付ける理由は、
- 万が一脱走した際、音が手がかりになる
- 猫の居場所を把握する
- ネズミに猫の存在を知らしめて、被害を抑える(昔の話かな?)
などと言われます。
中にはこんな理由も↓
うちの黒猫が時々鳥用の水飲み場近くに身を潜めて獲物を狙おうとしてる(鳥たちの安全の為にも首輪に鈴付けて被害鳥が出ないようにしてる) pic.twitter.com/rScKCamRFf
— ブリスベン (@0130Juju) May 25, 2020
なるほど。
我が家の理由は②番!
猫が近くにきたこと、動き出したことを把握するため、です。
先日も、家族のかかとがにゃーちの顔に当たるという事件が…
「親にもぶたれたことないのに!」と言わんばかりにベッドに逃げ込む姿に、鈴を付ける決心が固まりました。
とはいっても、気になるのは猫へのストレス!
猫首輪に鈴を付けるデメリット
猫に鈴を付けるためには、当然首輪もセットで必要となるんですが、そこにもデメリットが。
- 首輪のせいで禿げる
- 首輪と鈴の音が猫のストレスになる
首輪が原因で毛が禿げた、というのは聞いたことあります。
摩擦による毛の断裂や発毛が止まっちゃう可能性があるんですよね。
にゃーちは首回りの毛がふっさふさなので、普段でも毛の生えかわりなどは痒くなるのか、定期的にカイカイしては、大量の毛が爪についてる、なんてことも。
なので、首輪の材質などは肌に優しいものを選んであげる必要があります。
鈴の音は猫にとって本当にストレスなの?
万が一の脱走や震災時などのことを考えると、迷子札つきの首輪だけでいいかもしれませんが、今回一番の目的は猫の居場所を把握すること。
なので鈴を付けないなら首輪をつける意味もないんです。
鈴がどうして猫にとってストレスになるのか。
猫の耳は人間より6倍~10倍良く、特に高音域を聞き分けるのが得意だと言われます。
よって、高い鈴の音が耳の周囲で鳴り続けることは、猫にとってストレスだというんですね。
また自然界では、獲物を狩るにも、自分が狩られないようにするためにも、足音や気配を消すのは生きていく上でとても大事なこと。
本能的に身につけている習性が鈴で邪魔をされるとストレスに感じてしまうのではないか、というのが人間側の見解。
でも、ずっとにゃーちと暮らしてきた中で、人間側の考えや感覚が、必ずしも猫に通用するかどうかなんてわかんないな、と感じることもあります。
例えば、
例えがひどくてごめんなさいですが↓
う〇このにおいを、人間は「臭い」と感じるけれど、人間より嗅覚が優れている猫が「臭い」と感じているとは思えないんですよね。
鈴の音は猫にとってよく聞こえるけど、それを不快と思うかどうかは人間の感覚とは違うんじゃないのかな、って。
人間と同じ感覚で「うるさい」と感じるなら、車が走り、TVから音声が聞こえ、あちこち音だらけのこの人間多数世界で、とっくに不快指数MAXなんじゃないだろうかって。
まぁこれも、鈴を付けたいがために私が都合よく解釈してる、と言われたらそれまでですが。
猫が首輪や鈴をストレスに感じるかどうかなんて、正直なところわかんないんです。
試してみないことには。
嫌なら嫌がるだろうし、嫌じゃなければ付けさせてくれるでしょう。
(これもまた人間側の見解でしかないけれど)
ちなみににゃーちは、破魔矢の鈴の音などは「それなに?なになに?」と興味津々で近寄ってきますし、
自分が構ってほしいときは、わざとドスドス足音を立てて歩きます。
なんかいけそうな気がする。笑
猫に鈴を付けるのは人間のため?猫のため?
猫に鈴を付けるのは、猫の位置を知りたいという人間側の都合だという意見もありますが、
例えばクローゼットの奥などに猫が逃げ込んでしまっても、じっとされたら鈴なんか鳴りません。
鈴を付けていたからって、脱走防止にはなりません。
単に可愛いから、という理由だけで首輪や鈴を付けるのは人間都合ですが、
猫との衝突を避けるために、猫の動きを把握するために鈴を付けるのは、人間のためでしょうか?
一緒に暮らす以上は、双方が快適であるべきだし、その努力や工夫ができるのは人間側じゃありません?
(全てはにゃーちが鈴付きの首輪を了承してくれるかどうかにかかっているわけですが…)
まとめ
猫とぶつかってしまうことを防止するために、猫に鈴を付けたい!と思うようになりましたが、もちろんデメリットがあることも承知の上。
猫によっては首輪を嫌がったり、鈴を嫌がったりする子もいるのは間違いないので、無理強いは厳禁。
猫が嫌がるかどうか、また、意外と首輪サイズもわかりにくいので、本格的な首輪を買う前に、100円ショップの首輪などで試してみるのもいいかもしれませんよね。
にゃーちにもお試ししてもらおうと思います。
そのあたりの話はまた次回・・・
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